1-クラス…そして参加へ

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俺のクラスは1年4組、通称14HRになった。 入学式が終わってクラスで行われるLHR(ロングホームルーム)の自己紹介では、とても個性あふれる人がそろっており、なかなか楽しめそうだった。 そんな中、早速話かけてきた奴らがこいつらだ。 「俺は五十嵐刹那だ。こっちは近衛 藍、俺の彼女だ。」 刹那は近衛の肩を抱き寄せながらそう言った。 「ちょっと… 今は駄目っ…あ、初めまして、藍ですっ! 君の名前は何かな?」 近衛も別段照れるようなそぶりも見せず、俺らに名前を聞いた。 「俺は鈴原竜斗だ。こっちは幼馴染の麗香。」 「森下麗香です。 よろしくね、藍ちゃん、刹那くん。」 「私は神楽坂 希ですっ! どうぞよろしくです。 竜斗さん。 麗香さん。」 今日は配布物やその他決めごとなどを軽く行った。 LHRが終わると自動的に解散という事を、14HR担任黒崎先生が言っていた。 「へぇ~。幼稚園の時から一緒なんだ~。仲が良いんだね。」 近衛が麗香と俺の幼馴染について感想を述べている。 「ははっ。ま、何でも話せる親友ってところだな。」 「うゅ…、恥ずかしいよ、竜斗ぉ。」 「今さら恥ずかしがってどうすんだよ。」
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