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校門で希と別れ、麗香と二人で帰る。
「みんな美人な先輩ばっかだったね。」
麗香が俺に言っているのか、呟いた。
「そうだな。 せっかくの高校生活だからな。楽しみ見つけないと。」
「そうね。 生徒会なんて結構忙しいんじゃない?」
確かに、中学の時も生徒会の奴らは全ての行事に於いて物凄くこき使われていたイメージがある。
「良いんじゃないか? 充実したもんになるだろ。 あの人たちと一緒に、な?」
「うんっ♪ 一緒に頑張ろうね、竜斗っ!」
麗香は、俺と何かするときは決って頑張ろうと言う。
幼馴染として、こう言った。
「おう。 一緒にな。 あと、希も、だ。」
ニカッと笑い、俺は麗香と帰途に着いた。
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