日常とーーーーー

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  『いいんスよ。 用事なんてもともとなかったんスから。 なんて言うか…アイツ苦手なんで 行きたくなかったんです』 『阿散井副隊長もですか!?』 『アンタ達もなの!?』 『お前らもか!?』 恋次の言葉に似たような言葉を返す3人 みんなの似たような考えに安堵の表情 『私てっきり、 恋次は瀬山側だと思ってたわ』 『何スか、それ!? 絶対そんなことありませんから!』 有り得ない、と断言までした恋次 そんな恋次を間近で目にして 安堵とコロコロ変わるその場の雰囲気に クスクスと笑ってしまった 『笑ってるお前は理由があんのかよ?』 笑われたのが悔しかったのか 私の方に話題をふる 『あの人自体、無理ですね。 近寄りたくもありません』 『…意外とズバッというな、お前』 『えぇ…そういう阿散井副隊長の 理由は何ですか?』 言い返すと恋次は 少しだけ悲しそうな顔をした 何か不味いことでも 言ってしまったのだろうか 『松本、白、そろそろ仕事にかかれ。 阿散井は…悪いが 松本を手伝ってくれるか?』 妙な雰囲気を察したのか 日番谷隊長が話をそらす  
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