マイケル降臨

4/4
前へ
/110ページ
次へ
多分、この日焼け跡を見た人は、 「絶対銭湯行けないな…」 と思うかもしれませんが、実は銭湯行きました。 日焼けサロンで、胸を焼く事に集中するあまり、背中の焼き方が雑になってしまって、その結果、背中の皮がめくれてしまいまして…… もぅ痒いのなんの(;´д`) 耐え切れなくなって、アカすりで軽く皮を落としててもらおうとスーパー銭湯行ったら、 「アカすり前に銭湯入ってください」 と言われまして… 想像してください。 銭湯の中、タオルで胸を隠し、股間丸出しで歩く褐色の男 そして、タオルが揺れるとチラリと見える 『ケル』 他のお客さんは、きっと、何か宗教上の理由があるのだと、目を合わさないよう気遣ってくれてましたが。 待ってください! こんな馬鹿話する為に、この文字が僕の身体に残ってる訳ではないんです! ちゃんとした用途があるんです! いいですか?よく聞いてください。 身体に文字が刻まれている事により、正確に『身体の位置』を知らせる事ができるのです。 つまり、 【病院にて】 <医者> どこか痛む所は? <僕> はい…『マ』の辺りがズキズキと。 あと『ル』の辺りがムカムカするんです… 正確に伝わりますよね? 更に言うと、 【SM倶楽部にて】 <女王様> 何?そンな潤んだ目で見て? 感じてるの? バッカじゃない!? ほら、どこ責めてほしいのよ!? 自分の口で言いなさいよッ!! <僕> はい♪この馬鹿な僕の『イ』の両サイドを責めてくださいぃ~♪ 更に上級者になると、 身体に『宝』等の漢字を刻み 馬鹿な僕の、うかんむりの両端を責めてくださいぃ~♪ というレベルの高いプレイが可能になります。 そんな妄想に今夜も揺れる… 誰も止めてくれません。  
/110ページ

最初のコメントを投稿しよう!

218人が本棚に入れています
本棚に追加