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何時もと変わらない会話
帰り道にあなたは
私に言ったよね?
「傍に居るから」
って
あれって嘘だったの?
なんでも独りで背負いこんで…
私には一言もいってくれなくて
いつも笑顔で
優しくて
安心させてくれて…
なんで?
なんで今日だけは
嘘ついたの?
私に心配かけたくなかったから?
それとも、私じゃ支えにならなかったから?
ねぇ、何か言ってよ!
「傍に居るから」って言ったじゃん!
帰り道で言ってくれたこの言葉はもう言ってくれないの?
独りで逝くなんてずるいよ!
最後の会話が
「ごめんね。」
なんていやだよ…
理由も無しに逝かないでよ…
死なないって約束したじゃん!
一緒に生きるって
あの日約束したのに…
ずるいよ!
最後の電話
「好きだから…ごめんね。」
ごめんね。
それじゃ嫌だよ…
もう会えないなんて…
またあの道で
いつもみたいに笑顔で
私に言ってよ!
「傍に居るから」
って…
死ぬなんて許さないから!
許してやるもんか。
逝っちゃったなんて信じないから…
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