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目覚めたらリクが起きていればいい。
そんな期待はあっさり破られ、彼女は相変わらず眠り続けている。
このままではいけない。
そう思って遠くから三人目の医者を呼びよせた。
一人目も二人目も、時間がかかっただけで全く役にはたたなかった。
どうか今回でこの事件とも呼べる出来事の解決策がわかればいいのだが。
そう思ってリクの診察しているジグという老人の医者を見ていた。
すると彼は顔を上げてシキを見た。
そして暫し考えるような仕草をした後に一つ頷き、口を開いた。
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