氷女

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「本当にこれでよかったのですか?貴女は殺しを辞めたんでしょう?」 「ジグ……」 何時忍び込んだのか、背後には老人が立っていた。 かなりの手足れ(腕利き)だ。 そんな彼は医者である。 「彼のためなら他がどうなってもいいと?きっと我に返った彼は悲しむでしょうね」 「煩い!裏切り者!」 ヒメの怒気と共に冷気が溢れだし、一瞬にして部屋中の温度が下がる。
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