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「それでもあたしは、生きることを選んだ。法師様と再会した時は本当に嬉しかったよ」
あんな状況じゃなかったら、法師様にしがみついて泣きたかった。
「だから殺生丸、あんたも生きなよ。
犬夜叉とかごめちゃんだって、お互いに三年も待ち続けたんだからさ」
『犬夜叉…寂しくなかった?』
『バカ野郎…っ』
ああ、いよいよ明日かあ。
りんは殺生丸様のこと、今でも大好きだよ。
だから今日まで待っていられた。
今まで殺生丸様が、りんのところへ帰って来なかった時なんてない。
また昔のように、一緒に旅をしたいな。
殺生丸様はどう思っているんだろう?
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