変化する日常

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「確かにな。まぁいいんじゃねーの?」 何人かは変わったが、ほとんど一緒だ。 「さだ!」 後ろから理久が呼んだから席を立って振り向こうとした瞬間、 「隙あり。おらっ」 ベルトで叩かれた。 「いだぁ!何す…イッテ!理久!お前ふざけんなて。痛ぁ~」 理久は笑いながら二、三度叩かれたから抵抗しようと腕を掴んだら、また後ろから今度は抱き着かれた。 「やめって、おい馬場!てめぇ調子のんな!」 抱き着かれた後、理久は攻撃しなくなったから馬場におおそとがりを掛けて蹴りあげた。 「さだはいつも俺の時だけやり返して、京治や理久の時は何もしない!」 俺はやり返す余裕がないからやらないだけでやれたらやってるわ。 「席に着いて~」 級長の掛け声で皆席に着く。
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