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飲み屋やクラブと呼ばれる店が多く並ぶところにその店はあった
以外にきれいなお店でこんな場所には不似合いだった。
「…ここ?」
マッスーはゆっくり頷ずく
「入ろう~よ?」
「…あ…うん」
心なしかマッスーに元気がない……どうしたんだろう…
ガチャ
「「いらっしゃいませー」」
中に入ればあんまりお客さんは居なくて中から黒髪の男の人が出てきた。
「…貴久…」
マッスーの名前呼んだと思えばなんかマッスーに抱きついてるしマッスーも顔赤くなっちゃってるし…あ…もしかして?
「…ごめんねいきなり来て」
「んなことあらへん!」
カフェの店員っーよりホストだろつか関西弁…な~んて僕が一人で考えてたら
「あ…亮離して」
「イヤや」
「苦しい…」
「すまん…大丈夫か!?」
マッスーは抱き合ってた男の人と離れて笑顔を見せた
「手越えっとこの人が…」
「貴久の彼氏の亮やで!!」
あ~やっぱりマッスーがその亮さんが彼氏だって言ったらまた顔赤くして
「…手越です。」
「学校の友達っ」
マッスーが嬉しそうに僕のことを紹介する。てか亮さんマッスーの肩に手置いてるし…
「もー亮ちゃん仕事してぇー」
中からまた人が出てきた。
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