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柏木「お、次は君がピッチャーやるのかい？えーと君は確か………山田…」
因幡「因幡です！ピッチャー志望！」
田口「あ、田口です。キャッチャー。」
柏木はニコニコしながらうん、うんと頷いた。
田口「投球練習はいるか？」
田口がマウンドに走り因幡に聞く。
因幡「いや、要らない」
投球練習したら勝負する前に球見られちまうからな。
田口「わかった。サインは中学ん時通りな」
そのまま田口は柏木から道具を受け取り、装着した。
海音寺はヘルメットを被ってバットを振ることもせずにただ空を見ている。
柏木「じゃあ審判は僕がやるからね」
柏木が言い、田口が座る。
海音寺が打席に入った。
さっきと同じようにバットを肩に担いでいる。
………すっげえワクワクしてきた……！！！
コイツを抑えたい！！！
柏木「プレステじゃなくてプレイ！」
柏木が右手を上げた。
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