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「はい。そうっすけど…」
一人の男子が言うと監督らしき男は満面の笑みを浮かべた。
「そうかそうかあ!よかったよかった!我が光谷高校野球部へようこそ!WELCOME!歓迎するよ!」
男は一人一人の肩をバンバン叩きながら言った。
普通に強い力で叩いてきたので何人かの部員は軽く舌打ちした。
「すいません、監督ですか?」
また一人の男子が言う。
しかし先程とは違い、全員男に注目した。
みんな気になるのだろう。
「そうだよ。
僕は柏木隼人(カシワギハヤト)。
25歳独身乙女座!
好きな食べ物はグリーンピース!
光谷高校野球部監督だ!
ヨロシク!」
全員それぞれ別々な表情を浮かべる。
年齢を聞いて驚いてる男子もいれば不安そうな表情を浮かべている男子もいた。
中にはそのテンションに疲れた表情を浮かべている男子もいた。
因幡と田口は驚いてる部類だ。
柏木「さ~てさて!それじゃあ自己紹介してもらおうかな。名前とポジション、中学時代の打順、意気込みを聞かせてもらうよ!はい、YOUから!」
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