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テンくんのお家は、広い広い大草原の真ん中にありました。
どれぐらい広いかというと
見渡す限りどこにも、お家や建物が見えないぐらいの大草原です。
テンくんの両親は、そこで馬を飼って暮らしていました。
テンくんはとても目が良かったので、いつも遠くにいるオオカミを見つけて、馬が襲われないように、お父さんやお母さんに知らせるのが役目でした。
しかもテンくんはどんなに遠くにいるオオカミでも見つけられるように、いつも目をこらしていたので
どんどん遠くまで見えるようになっていました。
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