恋花火

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泣き止んだ後に日和の部屋に入った。 目は真っ赤になっていたがそこには触れずに過ごした。 夏の暑さで日和の体力は削られていった。 健康な僕でさえきつい 日和は僕の倍にきつい事が分かる。 「暑いな…日和は大丈夫?」 うちわで風を扇ぎながら訪ねればひとつ頷いた。 うちわの風が心地良いのか日和は嬉しそうに笑っていた。
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