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「ありがとう
秀…僕も秀の事が大好きだから、ずっと一緒にいてね?」
何とも可愛いお願いだろうか、そんな願いならいくらでも叶えてやる。
儚い恋愛が始まった。
恋人同士になったからといって今までと日常が変わったわけでもなく
キスをする事さえ出来ない。
日和の身体は免疫力を保てない。そんな体に外部から菌を入れる事など死を早めてしまうだけ。
愛し合う行為は僕達にとっては危険な事になる。
それでも一緒に居られるだけで、お互いの存在を感じられるだけでどんなに幸せか今の充実した日々を過ごせている事に、二人で感謝した。
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