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何かを欲しがる訳ではなくまるで思い出を忘れないように何か目には見えないものに刻んで居るようにも想えた。
祭りの定番と思える
りんごあめやわたあめ
それにお面を買った。
そして家に帰って二人で写真を撮った。
日和と撮ったたった一枚の写真は日和が生きた証二人がいた証でもある。
今この写真は古ぼけていて綺麗とはいえないが僕にしてみたらカラーだったとしても白黒にしてもこの写真には当時の自分がいる日和がいるそれだけでの話しになる。
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