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!!!
ビックリした。
それまで数えきれない位キスわしてきたけど、今まで味わったコトのなぃ大人のキスだった‥
カラオケが終わり、なっちの車で遠藤サンと裕志を送る。彼らわ、地元が福岡の為、交代で店に泊まり朝カラ開店準備をする生活らしい。
「ウチ店に泊まる―☆」なっちが言った。
「はぁ?私わ?車ない‥てか免許なぃし!金貸せ、タクシー呼ぶ」私わまだ免許も取ってなく、バイトを始めて一週間だったカラ金もない。
「いいゃーん、裕志君と寝ろ!」と言ってなっちわ遠藤サンと隣の部屋に行った。
‥‥‥「寝ようか」
裕志が腕枕をして仰向きで話し始めた。
「彼氏おるゃろ?」
「おるょ」
「やっぱり?」
「でも理不尽に私がキレてしまって反省しとる」
こんな私でもゆーきに悪いコトしたなと思いカラオケ中、メールをした。
[さっきごめん、反省しとる]ゆーきわ許してくれた。私わ離婚して以来、誰でもいいから繋ぎ止めておきたい!そんな腹黒い性格でゆーきとも付き合った。
今ゆーきがいなくなると一人になってしまぅから今わ別れない。
普通初対面の人にこんな話わしなぃ。
でも何も否定せず、ひたすら聞いてくれる裕志にわ全部を話した。
「俺ね、今日初めて会って何もわからんケドお前が可愛く思えて仕方なかったさ‥でも男おるて勘づいとったし、俺も嫁と子供おるし、付き合いたいとわ言える立場やないけど、仲良くして欲しい。たぶんお前を好きになるのわ時間の問題や‥」
戸惑ったケド、正直嬉しかった。
「わかった。でもゆーきとわまだ別れきらん」
そう私わ答えた。
男と女が一つの布団で寝れば何もない訳がなぃ。
この夜が私と裕志の初めての夜―
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