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「は!?」
二十夜は勢いよく身体を起こした。
悪夢のせいか…まだ空が暗いのに起きてしまった。
外からは水が地面に打ちつける音がしていた。
「原因は雨か!たく!最悪な……」
ふと、声が違うことに気づいた。
(あれ!?声が高い!?)
「あーあー、本日は雨が降ってるが晴天なり」
明らかに男の声ではなかった。
しかも頭が重く、手も少し小さくなっている………
二十夜は電気をつけて、鏡を恐る恐る見た。
「エ!?これ…僕?」
鏡に映っていたのは二十夜ではなく、女の子が映っていた。
二十夜は驚いて、後ろに退いた。
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