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空を見よう。
すっきりと晴れ渡る青空。どんよりと憂鬱な曇り空。前に進むことを遮るような嵐。想いにふける真っ赤な夕日や満天の星空。空も行き先も見えない濃い霧。
空は人生のように刻一刻と、その姿を変える。
そして空は人そのもののようでもある。
どこまでが空なのか。青空に隠れ見えない星達。時には人に災いもたらし、悲しみを与える。
人はどうだろう。自分の本来の人格が、どこまで本当のものなのか自分自身分かるだろうか?他人からの目を気にして、自分を隠してはいないだろうか?知らずに人を傷付けてはいないだろうか?
決してそれが悪いことではない。
それが自分であり、それがあなたであるのだから。
空が空であるように。
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