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『「帰ろう」』
俺と怜は自分たちの声が
はもったことに少し照れながら
手を繋ぎ家に向かった。
俺と怜は手を繋ぎながら
家の玄関の前に立っていた
家に入ろうとも
怜が俺を制止する
「怜…」
『選べない。…一緒にいたい…。選べない。…一緒に……私は…私は……すぅ…』
怜は一呼吸おき
大きく息をすって
覚悟を決めた顔をしたと
同時に俺の手をがっちりと握った…
『意地は張らない……私は…すッッ素直に……なッッなッッなりたい……だから…自分の気持ちを…おじさんや…お母さんに言いたい…』
「その前に俺には言ってくれないのか?」
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