Ⅰあの、触らないで下さい。

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「・・・大・・・・・・か?」 「大・・・夫・・・・・・」 ん・・・ 声がする・・・ 「大丈夫か?」 うっすらと目を開けると、髷を結った一人の男性がいた。 「え、誰?!💧」 「誰って、俺はこの町の町人さよ・・・💧あんたぁ、おもしろい格好してんなぁ・・・どっからきただ?💧」 「と、東京の・・・渋谷から・・・」 「東京は聞いたことねぇさ💧渋谷って渋谷村さね?よぐここまでぎだなぁ💧」 (・・・・・・意味分からん!!) だいたいこの髷はなんだ! 俺は辺りを見回した。 (確か本屋のレジに並んでて・・・何故か目の前が歪んで・・・)
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