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そして二人はうさぎの家に着いた。
うさぎ
『ただいま~。』
ママ
『あら?うさぎ、あんたデートじゃなかったのってそちらの方は?』
夜天
『こんにちは。僕はうさぎさんとお付き合いをさせて頂いている夜天光と言います。今日はうさぎさんのご家族に大事なお話があってお邪魔させていただきました。』
うさぎ
【これ夜天君だよね?なんかいつもと違って素敵。】
ママ
『うさぎ何突っ立てるの?早く上がって頂きなさい。』
うさぎ
『あっ。ごめんね。夜天君。上がって。』
うさぎの案内で夜天はうさぎのパパや弟がいるリビングに案内され、座った。
うさぎのママはお茶を入れ、リビングに戻ってきた。
パパ
『うっうさぎそちらの男の子は誰なんだい?』
動揺を隠せないうさぎパパ。
慎吾
『へぇ~バカうさぎが彼氏連れてくるなんて明日は雨が降るぜ。』
うさぎ
『慎吾。少しだまってなさいよ。』
ママ
『うさぎ、慎吾少し静かに出来ないの?夜天君だったかしら?私たちに話って何かしら?』
夜天
『突然このようなお話で驚かれるとは思いますが、僕とうさぎさんとの同棲をお許し頂けませんか?』
パパ&ママ
『どっ同棲~!?』
慎吾
『やるじゃんねぇちゃん。』
うさぎ
『えっ?ぇぇ~?!』
夜天
『冗談なんかじゃありません。前から決めていました。うさぎさんは僕が必ず守り、幸せにします。どうかお願いします。』
うさぎ
『あたしからもお願い。パパ、ママ。あたし夜天君と一緒に暮らしたいの。』
パパ
『夜天君、家の娘をよろしく頼む。』
ママ
『うさぎ、たまには家に帰ってきなさい。』
慎吾
『よかったな。ねぇちゃん。』
夜天
『はい。ありがとうございます。』
うさぎ
『パパ、ママ、慎吾ありがとう。』
うさぎは涙を流しながら家族にお礼を言った。
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