03Story

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だが、僕の思いと真逆に体は悪化し発作の数も増えていった そのうちに、ナツの骨折をしたあとかたもなく完治した ナツは喜んで、僕はナツの退院ができるようになったことを祝福した 「おめでとう」 って 本当は言いたくはなかった ナツが退院する それは、僕の淡い片思いの終わりを意味しているように思ったから
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