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あの発作から意識が戻ったころ
僕は集中治療室のベッドの上にいた
横を見ると
腕に刺さっている点滴越しに横山くんが寝ているのが見えた
「よこ…」
呼ぼうとしたとき自分の口元に酸素マスクがかかっているのに気づいた
僕の頭上を見ると、
横山くんが食べたであろうお菓子の紙くずが散らばっていた
それを丸め横山くん目掛けて投げた
『コツッ』
「ん!!うん?何??」
僕は起きた横山くんにひらひらと手を振った
「ぉお!ヤス!!」
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