聖マリア学園

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「はぁ~♪ 香織ちゃん喜んでくれたみたいで良かったよ~」 「ふふ、それは良かったわね」 僕は先ほどの携帯電話の会話を母さんに伝えるとニコニコしながら答えてくれた 「葵ちゃん、そろそろ吾朗君が来るんじゃない?」 「あっ! やばっ!」 僕は今日吾朗兄と約束をしていた 吾朗兄は僕のお兄さん的な存在で 僕から見てもかなりカッコイイし勉強も運動も料理も音楽もできる おまけに背も高い 簡単に言うと万能超人なんだよ 今日は吾朗兄が何処かに連れて行ってくれるらしいんだ だから早く準備しなきゃだね
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