今日から優等生

10/15
前へ
/530ページ
次へ
  陽太「皆…失礼じゃない?仮にも同じクラスメートでしょ…?」  「優しいなぁ、君なんて名前?」  「そこの眼鏡なんかほっといて俺達と遊ぼうぜ」  さっきから聞いてれば眼鏡眼鏡、眼鏡の何処がいけないのでしょうか?  まぁ、売られた喧嘩は買うのが礼儀ですよね?(笑)  雪兎「皆さん初めまして、僕は外部生の瀬川雪兎と言います  先程から失礼な発言が目立ちますが、貴方達の格好に比べてたら全然マシなんじゃないですか?」  そう、このクラスの格好はまるでやりたい放題。  入学式だと言うのに皆私服で来ているのだ。この学園は私服で来ては駄目というルールはないのだが、入学式でこれは失礼としか言えない。  特に目立つのは化粧してる生徒や(男がすんなよ)ピアスやアクセサリーだらけの生徒等だ。  「んだとゴラ!喧嘩売ってんのか、あ゙ぁ!?」  「そうだよ!調子に乗らないでよね!!」  入学していきなり目立つのははっきり言って嫌としか言えない。穏便に済めばいい話なのだがそんな様子もなし。  仕方ない、少し痛め付けるか  雪兎「おや気に障りましたか、それはすみませんね  ですが事実でしょう?貴方々は偉そうに振る舞ってますが所詮は親の七光り  そんな方達に僕の事言われる筋合いはありませんし…  それともお二人は自分でお金を稼いだ事があるとでも?」  僕が挑発じみた事を言えば二人は顔をタコのように赤くしていた。  所詮はお坊っちゃまか…
/530ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14425人が本棚に入れています
本棚に追加