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「お前凄いな、あんな事平気で出来るなんて」
隣にいる人物に一瞬誰?と思ったが顔を見て思い出した。
風見大夜だ……
雪兎「そうですか、で?」
大夜「は?」
雪兎「話はそれだけですか?用がないならもう話し掛けないで下さいね」
大夜「え!?ちょ、待て」
他人に関わるなんて面倒臭い、只でさえ陽太君だけでも疲れるのにこれ以上増えたら溜まりませんよ
と、僕は自分の為に敢えて風見君に冷たくした。
しかし一一一
大夜「なぁなぁ瀬川、俺と友達に「遠慮させて頂きます」な…ってえぇ…」
雪兎「貴方僕と友達になってもつまらないだけですよ、それに貴方みたいな綺麗な顔立ちをしたカッコいい人が友達になったら目立つじゃないですか」
遠回しに近寄るな、と言う意味も込めて言ってるのに何故か風見君は赤くなりました。
赤くなる要素なんてなかったでしょう!?
大夜「お前…ストレートだな…カッコいいとか///」
雪兎「とにかく、僕は関わりたくないので今後一切「なら俺から友達になってやる!」」
………殺していいですか?
雪兎「風見君、今まで何聞いてたんですか?関わるなと言ってるのに…馬鹿ですか?頭の回転も出来ない程馬鹿なんですか貴方は?
その働かない脳ミソで何で友達になってやるとか上から目線で話してるんですか?
喧嘩売ってるんでしたら……容赦なく潰しますよ(ボソッ)」
容赦ない僕の発言、そして最後に小さく呟いて言った事が彼には聞こえたらしく、次の瞬間土下座する勢いで謝ってきて「友達にさせて下さい」と言ってきました。
不本意…本当に不本意としか言えませんが風見君と友達になりました
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