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次の日一一一
コンコンッ
篤志「失礼します
理事長、いらっしゃいますか?」
「ん?霧野君か!入ってくれ」
ガチャッ
理事長の許可を得て篤志は静かに入ってくる。その後ろからは雪兎の姿もあった。
「ん?誰だい彼は」
篤志「はい、彼は昨日やってきた外部生の瀬川雪兎という者です」
篤志が簡単な自己紹介をして理事長に教える。雪兎は自己紹介された後、理事長に頭を下げた。
理事長の容姿はサラサラの金髪、イケメンに部類される爽やかなオーラを放っている
雪兎「初めまして、外部生の瀬川です…理事長とは入学式で見た時からお話したいと思ってました」
実際は顔も覚えてなかったけどな
内心酷い事を思っていた雪兎だった。
涼平「そうかそうか、初めまして瀬川君!私は如月涼平(きさらぎりょうへい)
入学式で自己紹介しただろうけど覚えてるかな?」
雪兎「えぇ、勿論です
(全く記憶にない)」
涼平「えーっと…それで霧野君?何故外部生の彼を連れて来たんだい?」
その問いに、待ってましたと雪兎は思いアイコンタクトで篤志に合図を送る。
篤志「えぇ、実は彼…瀬川君を三年前になくなってしまった風紀委員に立候補したいんです」
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