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「ヤメッ……ァンッ…!」
雪兎「?」
森の方から人の声が…
そう思いながら声がした方向に向かってみると…
雪兎「チッ…面倒な…」
茂みに隠れるように三人の男が一人の男を襲っていた。周りには人の気配はないし、今彼を助ける事が出来るのは僕だけ
雪兎(明らかにあれは強姦…面倒事は嫌いなんですよね
無視したい所ですけど、こんな現場見ておいて見捨てるのは人としてあれだし…)
仕方ない、本当に不本意ではありますが彼を助けてあげましょう。
まぁ、取り敢えず…
パシャッ!ピロリロリン♪
「誰だ!」
僕がまだ気付いてない三人の写メを撮った事により四人の視線がこっちに向かってくる。
雪兎「貴方達、男一人に何強姦してるんですか?」
「何だお前は!」
「ひっこんでろ!!」
五月蝿いですね、そんな言葉だけでビビるとでも思ってるのでしょうか?
雪兎「黙りなさい、貴方達は自分の立場が分かってないようですね」
「はぁ!?何言ってやがる、いい加減にしないと只じゃ済まないぞ!」
雪兎「これを見てもまだそんな強気でいるつもりですか?」
襲われていた男はきょとんとしたまま、男三人は未だ訳が分からないようだ。
無表情のまま僕はさっき撮った写メを見せる。
「「「!?」」」
雪兎「貴方達の行為はしっかり撮らせてもらいましたよ、こんな写真…ネットワークに公表すればどうなるかくらい分かりますよね?」
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