今日から優等生

9/15
前へ
/530ページ
次へ
  それと、あの問題は外部生のだったらしい。外部生の人はほとんどいないみたいで僕を入れて三人、陽太君もその一人だ(ハッキングして知った)  それで、もう一人は…  『続いて新入生の挨拶、風見大夜』  大夜「はい」  もう一人の外部生は彼、風見大夜(かざみだいや)  見た目は赤茶色の髪にまぁまぁ整った顔立ち(周りから見ればかなりのイケメン)スタイルも中々いい。  どうでもいいんだけどね、うん  ****  入学式も終わり、今は陽太君と共に自分の教室に移動中。  教室はS.A.B.C.D.E.F.Gとなっていて、Sクラスが一番頭が良いクラスとなっている。僕達は言うまでもなくSクラス。  ガララッ  先程まで騒がしかった教室が静かになる。皆僕達を見るなりヒソヒソと話を始めた。  「何あいつ、優等生みたいな格好してるし」  「眼鏡掛けてるし、地味っぽいよな」  「かっわいい!あの眼鏡の隣にいる奴中々タイプだ!」  「あぁ可哀想、何であんな奴の隣に…」  ヒソヒソと話してるようですが全て聞こえてますよ。陽太君なんか顔を歪ませて拳握ってますから  別に怒る程の物じゃないけど…はっきり言って五月蝿いです
/530ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14425人が本棚に入れています
本棚に追加