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それから、私達はお互いの連絡先を交換しあった。
彼さえよければ子供達にも会って欲しい。そう告げると彼は快く承知してくれた。
隆弘は見た目とは違い、私と年齢が近かった。そのせいか話が良く合った。
はしゃいでいた訳では無い、ただ嬉しかっただけ‥‥
でも、そういう時に限って危険な足音はいつも傍まで忍び寄って来ている。
私は気付かなくてはいけなかった。
外の車の中から粘るように見詰めている視線に‥‥
ねぇ
あなたの愛は、正常ですか?
愛を押し付けてはいませんか?
求め過ぎてはいませんか?
思い通りに行かないのが人生、そして恋愛。
あなたは
殺したいくらいに誰かを愛し過ぎてはいませんか?
それよりも‥
死にたいくらいに愛した方がいい。
そう
思いませんか?
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