淡い気持ち

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お花屋さんは今日もたくさんの花を抱えてやって来た。 一週間に1、2回 講演会場がある2階へと花の入れ替えにやって来る彼。 私が働くのはショッピングモールの階段横の一角にあるカウンターのみの小さなコーヒーショップ。 目の前を通り過ぎる時に軽く会釈をしていく彼が いつの日からか気になり始め、心待ちにするようになっていた。 名前も知らないお花屋さん。 恋しているみたいです 私。
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