嘘が本当になるかも?

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俺は朝食や弁当を作ったあと洗面台に行き顔を洗い寝癖を直し 再び台所に戻り朝食を盛った皿をリビングに持っていき テレビを付け 箸を持ち 手を合わせ 「いただきます」 ーーーーーー ーーーーー ーーーー ーーー 「ふ~食べた食べた」 俺は、皿を洗い再び洗面台へ向かった そこで歯ブラシを取り歯磨きをしながらリビングに向かいテレビを見た。 『ーーーー昨夜、○○市○○区で特能による殺人事件が起こりました。』 「なんだかこの国は平和だな~」 俺達の世界は只今戦争やら何やらでてんてこまいだ。 何しろ特能の発現により昔では弱小国家だった国も今では最強国家だ。 なんだったけ?アレ、え~と そうだ昔あった核爆弾だっけ? それもある一人の特能者によって無効化されたことによって 戦争の均衡は完全に崩れた。 中国を中心としたアジア連合国家 中華大連 世界最強国家バチカンを中軸としたユーロ連合 ユーラティア大国 武力によってアフリカ大陸を統一を果たした南アフリカ共和国の新国家 ハンニバル そして元世界最強国家アメリカを中心とした北アメリカと南アメリカの連合国家 アメストリア連合国 この四大大国が戦争やら何やらで忙しいらしい あいにく俺達の住んでいる日本は、中立という立場で戦争などは起こってない。 そのためこの国では殺人事件でも大事[オオゴト]のように取り扱われる。 「外では戦争に明け暮れてるのによ」 俺は自室から鞄を持ってリビング行き弁当を鞄の中に入れ学校へと向かった。 この国が中立でいられるのには訳がある。 それは、この国が各国のエリートを育て いずれ戦争への即戦力にさせる。 いわゆる兵士育成国家だからだ。 ん?俺の名前? いきなりだな? 俺の名前は 浅井 万象だ。
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