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ー学校校門前ー
「ハァハァハァ…スーーーハァーーー」
俺はあれから俺の能力によりなんと登校時間よりも10分も早く来てしまった。
「制限つければよかった……」
俺は、ポケットからハンカチを出しながら額の汗を拭いていた。
ん?普通の男子がハンカチなんて持ってないって?
逆に普通ハンカチぐらい持ってるでしょ
と脳内ツッコミをしながら校舎に入って行く俺だった。
「ーーーーさい!!!!」
「?」
俺は後方からどこかで聞いた声が聞こえたので後ろを振り向くと……
「待ちなさーい!!!!」
これは驚いた!!
さっきまで話していた金髪美女ではないか!!
しかもかなりのスピードでこっちに向かって来てるし
取りあえず面倒なことになりそうなので俺はさっさと校舎に入ろ
「ちょ!?ちょっと!?」
ふ、俺が逃げないとでも思ったか?
残念だったな俺は厄介事が嫌いなんだ。
ここはさっさとずらかるぜ!!
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