第2章

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応接室の中は大きな机と3人掛けのソファー、その間に小さめのテーブルが置いてある。 大きな机には煌李が居り、その左右には捺達が男女に別れて立っていた。 煌李は部屋へと入ってきた齊に「ご苦労様」と声をかけると、女性の方を真っ直ぐ見てこう言った。 「どうぞお掛け下さい。………皐、お茶を…。」 女性は煌李に促されるままソファーへと座った。 そして皐は無言でお茶を用意すると女性と煌李の前に置き、直ぐに煌李の隣へと戻っていった。
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