第1章

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そんな話をしていると捺達のいる部屋の扉が開いた。 「みんなただいま。」 そう言って入ってきたのは煌李と黒髪の男だった。 捺達は煌李の姿を見ると一斉に煌李の元へと駆け寄って行き、口々にこう言った。 「お帰りなさい!」 そう言われた煌李が苦笑いしながらも一人一人に返事を返していると、今まで煌李の後ろで黙ってたっていた黒髪の男が静かに口を開いた。 「煌李[コウリ]が困ってる。少し落ち着いたらどうだ?」 捺達はそれを聞いた途端に全員大人しくなった。
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