〇~アスカ、来日〇~

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 こう見えても夜は大人しいんだぜ? と息子の前で平然と言ってのけるような、そんな我が母上から逃げるようにして今年で築7年になる我が家から出た。 赤いボディのマイ弐号機(チャリ)に乗り込み、爺さん婆さんが太極拳もどきをしている河川敷を横目に、俺は猛然とペダルを漕ぎだす。 朝の予鈴まで俺に残された時間はあと10分、このままのスピードで行けば経験上間に合うはずっ! 俺は一心不乱に立ち漕ぎした。 〇~〇~〇~〇~〇~〇~〇~ 競輪選手のラストスパート並の速さでチャリを漕いだおかげか、予鈴一分前にはなんとか着席することができた。 もう足とかパイパ……パンパンだぜ。 俺は机に突っ伏し、しばしの休息を楽しむことにした。 そんな時、 「マイ同士朝比奈、ついにこの日が来たんだな!」 爽やかなイケメンが俺の前に現れた。 マイ同士朝比奈って……それなんてDC? まぁ、本家は朝倉だけど。
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