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その夜
[ギャッギャッ]
ごえもんのほうから
変な音がしてきた。
なんだろう
と思い、
ごえもんのほうへ行くと..
また吐いてる..。
大丈夫..?
はいてるときは苦しそうだけど、吐き終わるといつものごえもん。
――
お母さんが帰ってきたから
ごえもんの事を話した。
[前にもあったじゃない、大丈夫よ]
お母さんはそれだけだった。
確かに、
前にもこんなことがあって
病院につれていったけど
異常なしだった。
少し心配だったけど
この前と一緒だろう
そう思い、
私とお母さんは
ごえもんを病院に連れていこうとはしなかった。
その考えが
大きな間違いだった。
そして
一日が終わった。
~ごえもんが亡くなる2日前~
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