第一章

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ようやく俺は保健室の前に着いた。雄太はまだくっついている。 そんなことは気にせず俺は保健室の扉を開く。 「失礼します。川原君たちいますか?」 保険の先生に尋ねる。 しかし 雄太はずっと俺の肩でうにょ~とかいってる。 俺は世話をするように頭を撫でる。 「あら、あそこのベッドにいるわよ。」 指さしたところには川原ともう2人、同級生のヒロとマサがベッドで横たわっていた。 大丈夫かな…? …仲間の紹介といこう。 川原は砲丸で他2人は長距離担当だ。 川原は後輩なのだが いつも俺、雄太、ヒロ、マサとよくいる。 ヒロとマサはまるでコンビのようにいつも一緒にいる。 川原は体が細く、彼意外の4人の背を平均した身長くらいだ。どこに砲丸を飛ばす力があるやら… ヒロは背が高く…逆立ちした髪、程よく焼けた肌の持ち主。 マサは少し背が低く…ジャニーズのあの6:4に分けた髪 白い肌。 まさに正反対というか… 漫画に出てきそうというか 個性のある仲間に出会ったものだ。 しかしまぁ、こんなに俺の友人が同時に集まるとは… こんな偶然もあることだな。
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