プロローグ的な

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「調査官の調査に基づき、 これからあなたを保護観察とします。 ですが決してあなたがした事は軽い事であるません。 よく頭に置いて下さい。」 私「‥はい。」 当たり前に空気を吸って 当たり前に空の下に立って生きてきた私にとって この日の空、空気、太陽が本当に新鮮に感じられた。 振り返ってみれば 周りからしてみたら足早に過ぎた約2ヶ月半が 私にとっては 何年という長い月日に感じられた。 20XX年5月某日 私は鑑別所を出所した。
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