幼なじみ

9/46
前へ
/846ページ
次へ
「ほらほら健太郎!さっさと朝ごはん食べちゃいなさい!急がないとホントにおくれちゃうよ」 母がオレに机を叩きながら言った 「それもそうだな…よし!急いで食べよう!ん~この味噌汁ウメェ♪」 「それアタシがつくったんだよ♪」 遥が自分の顔に指をさしながら机に身をのりだして言う 「ホント遥ちゃん助かるわ~有り難いとおもいなさいよ~こんな完璧な幼なじみが身近にいて」 そう、みんなが思う通りオレは幼なじみの手料理までも食べているのだ。 母の言う通りホントに有り難い話である。
/846ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1271人が本棚に入れています
本棚に追加