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洞窟の中は薄暗く、灯りは左右ろうそくが道沿いにたくさん置かれている
かろうじて道は見える
特に何も気にせずロクは奥へ進む
「…」
ひゅんと風が頬を横切る
その時ブラッドが叫ぶ
(伏せろロク!!!)
「えっ…」
(ちっ!)
ロクからブラッドへ体が変わり、ブラッドが地面に伏せる
同時に横一線の風が刃の形をして洞窟もろとも切り裂いた
(!!)
「代わるぞロク。こいつはお前の敵だ」
(うん)
ブラッドは目を瞑る
意識はロクに代わり、青のメッシュに戻る
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