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「ここの長に会えるかな?」
『会えるけど…』
「本当かい?」
『うん。この道を真っ直ぐ行くと一際大きい家に着くから』
「ありがとう」
と会話が終わるとリィヤはロクが来た道へ向かおうとする
「そっちは危ないよ?」
『…』
リィヤが振り返り、ロクを見つめる
「よかったら僕と行かない?初めて来たばかりだから分からない事ばかりなんだ」
一瞬リィヤの顔が明るくなるがすぐ暗くなる
『私行かなくちゃいけないから』
「そ…っか。引き止めたりしてごめんね。ありがとう」
『うん…じゃあ』
リィヤは暗い顔のまま森へと入ってくる
(いいかロク?あんま次元に干渉すんなよ)
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