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それから三人は1階にある訓練施設に向かった。
ファング「おぉ、俺達の学園の訓練施設よりスゴい!異次元転送システムがある!!」
その部屋は小さな白い部屋でパソコンのようなモニター付きの機械とそれに繋がれた転送装置のような物が十台ぐらいしかないシンプルな部屋だった
それを見たファングは、いつものファングとは思えないほどテンションが高い。
そんなファングを見てカイルは引いていた…
カイル「何でそんなにテンションたけぇんだよ!気持ち悪りぃな」
ファング「だって! 異次元転送システムがあるんだぞ」
カイル「その、異次元なんたらってのは何なんだよ? そんなにスゲェのか?」
ランス「そこは私が説明しましょう」
今まで全く喋る事ができなかったのでここぞと出て来たランス
ランス「異次元転送システムとは要するに名前の通り異次元に対象を送る機械の事です。
まぁ、お二人の持っているPTDの転送システムを更にパワーアップしたような物と思って下さい」
カイル「へぇ~、じゃあ向こう側はどうなってんの?」
もっともな疑問を不思議そうに聞くカイル
ランス「気になりますか?
では、行ってみましょう。
お二人共その転送装置に乗ってください」
ランスはそう言いながら機械と繋がれた転送装置を指差していた
それを見て頷き、二人は転送装置の上に立つ
それを見てパソコンのような機械をいじりだすランス
ランスが何かのスイッチを押した途端、体が軽くなったような気分になる
いや、実際軽くなっているのだ
足、胴、身体が下からどんどん消えていく
カイル「うおぉぉ! なんかスゲェ!!」
ファング「ホントだ、変な感じだな」
感動している間に二人は完全に消えてしまった…
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