聞きたくないっていうと
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2人は皆の仲を崩さないようにと隠していたらしいが、 それなら僕の所為は完全に彼女を苦しめていたはずだ。 黒崎には忘れろとよく言われるが、 僕は多分一生引きずることになる。 忘れられるものじゃない。 思いっきり黒崎から殴られた左頬の痛みは、僕の心をいまだに 締め付ける。 憎いとか悔しい妬ましいとか、そういう感情ではなくて、 単純な罪悪感。 僕はあの夜から人を好きになるという行為が 怖くて仕方がない。
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