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いま
ボクのウデのナカで
ナイテイルひと
さびしいと
かなしいと
カラダをふるわせて
ナイテイルひと
ボクはキミヲ
チカラいっぱい
抱きしめた…
もう
なかなくていいよ
泣かなくて
いいんだよ…
うぅん
すきなだけ
ナイテいい
よ…
ボクが
ずっと
ずっと
コウシテイルカラ…
雨が
つよくなってきた
コノ雨は
冷たい雨…
ボクはシンジツを
見ない
だって
だって
シッテイルカラ…
キミの
ナミダのわけ…
みたくない
知りたくなんか
ない…
もっと降れ
もっともっと
降れ
すべてヲ
コワシテシマエ…
ボクも
泣いた
うれしくて?
カナシクテ?
そんなの
どっちでも
いい…
キミのナミダのわけが
ほんの少しも
ボクに
なくても
キミのココロを
うめつくしているヒトが
ボクではなくても
ボクでは
なくても
キミをこうして
抱きしめていられるなら
それで
いい…
それで
いいよ…
雨と
キミのナミダが
静かな夜のとばりに
ヒビキワタル…
ボクのウデのナカで
ないているヒト…
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