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「？戻ってきたのはお前だけか？」
「うん、ヴェルテなら今頃トラックに追いついた頃かな」
バーに戻れば、C達が調達してきた武器を物色中のロッサを見つける。
けれど、ヴェルテの姿がないので、腰掛けながら尋ねればざっくりとした説明が返ってきた。
危ない橋を渡ってなきゃいいが。
「それで、そっちの首尾は」
「厳しいところだな。お前こそどうだったんだ」
あいつのことだから心配はないだろうが、そんなことを考えていると今度はロッサに問いかけられた。
それに素直に現状を伝えて、おれも机に広がる武器を物色する。
ついでに、戻ってきたということは何かしら得てきたのだろうと期待して問うてみる。
「役に立つかはわからないけど」
それにロッサはそう言い置いて話し始めた。
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