vs Cat's boss-3

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「これで俺の知っていることは全部話したんだ、だからいい加減……」 「あぁ、そうか。ありがとよ、っと」 考え込んでいると、小銃とナイフに挟まれ生きた心地のしない状況に耐え切れなくなったらしい男がうわっずた声で懇願してくる。 それに俺は小銃をしまって軽い言葉をかけながら、ナイフをはずすと同時に左手で男の頭を押さえて壁に叩きつける。 悪いな、顔を見られるわけにはいかねぇんでな。 ぐっと呻いた男が地に伏すのを見届けて、俺は今得た情報を持ってバーに戻ることにした。 _
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