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ただ今回は相手にしてた奴が悪かったらしく、警察の留置所をぶっ飛ばして刑務所送りにされちまった。
しかも難攻不落、脱出不能と名高い場所へだ。
自分らの失態だから本来は自分でけりをつけるべきだが、今迂闊に動くこともできない。
それに悔しいが、オレ一人で助けるのは不可能だ。
「こんなことを頼めるのはお前らだけなんだ。礼はそれなりに出す。できる限りのサポートもする。だから」
頼む。
オレはそう呟いて頭を下げる。
――
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