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「今日も面白い仕事があるんだけど」
相変わらず気楽そうな声でグリージョが俺らのところへやってくる。
「今回は三人ばらばらに受けてもらいたいんだ」
そして三枚の依頼書を差し出される。
「珍しいな、そんなに立て込んでるのか？」
「まぁ、そんな感じかな。どれを受けるかはお前らが選んでいいぜ」
いつもはひとつなのに、一度に三つも持ってくるとはそれだけ世間を騒がす事件があるのか。
そう考えながら聞けば、グリージョは肩を竦めている。
まあということで、俺らはそれぞれに依頼書を手にし、仕事を始める。
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